2007年6月6日水曜日

KNOPPIXでメモリ32MBの教育用パソコン1000台を再利用可能に

KNOPPIXでメモリ32MBの教育用パソコン1000台を再利用可能に
http://www.alpha.co.jp/ir/pdf/press/20070606.pdf

【導入事例】
KNOPPIXカスタマイズサービス:松戸市教育委員会様
http://www.alpha.co.jp/biz/products/knoppix/case/matsudo.shtml

昨年12月30日のNHKニュース7では、
サポート切れのWindows98,Meを利用しているPCが
全国の小中学校高校で40万台も稼動しており、
セキュリティ上の懸念があるというニュースが流れました。
これらの再活用には、KNOPPIXを中心としたOSS(Open Source Software)の
利用が注目されていますが、比較的動作が軽いと言われるLinuxでも
デスクトップ用途では、メモリ64MBが限界でした。

<ご参考>OSSは旧型PCを見捨てない
http://e2e.cec.or.jp/osp/modules/xfsection/article.php?articleid=36&page=0

1年半前に、松戸市の担当者の方から最初に話を頂いた時に、
メモリ32MBのPCと聞いた瞬間に、「無理です!」と答えたのをよく覚えています。
そこからの試行錯誤の末、画面転送型での再活用という形に落ち着きました。

インストール手順書の納品とインストール講習会の実施により、
松戸市情報教育センターの担当者の方でもインストールできるようにし、
できる事は自分たちで実施してもらうことで、
予算が少ないという課題もクリアしました。
古いPCを再活用させる予算目安としては、
PC1台あたり5000円〜10000円で実現可能です。

松戸市教育委員会様では、普通教室の調べ学習用端末として
市内の学校で活用できるとして、期待を寄せられています。

この事例で紹介したマシン実機を、以下の展示会にて展示・実演いたします。
ご興味がございましたら、お越し下さい。

New Education Expo 2007 6/7(木)〜9(土)
場所:東京ファッションタウンビル(TFTビル:お台場)
[URL]http://apcf.uchida.co.jp/expo/

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株式会社ROMクライアント 
http://rom-client.com

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