2010年6月12日土曜日

6種の方式を使い分けられるデスクトップ仮想化ソフト

6種の方式を使い分けられるデスクトップ仮想化ソフト
利用可能な仮想デスクトップ環境は、(1)ブレード・サーバーによる画面転送型、(2)仮想マシンによる画面転送型、(3)OSデスクトップ環境の定型業務向け画面転送型、(4)アプリケーションの画面転送またはストリーミング型、(5)デスクトップ環境のイメージ・ファイル配信型、(6)ローカル仮想マシンの配信型。これら6環境は、あらかじめ設定したポリシーに応じてユーザーやデバイスに提供。ネットワーク帯域や端末種別に応じて利用するデスクトップ環境を最適化できるとしている。

 そのほかの機能面では、これまで追加してきたマルチメディア・アプリケーションの高速化技術などを「HDX」の名を冠した機能群としてフル実装。 Flashコンテンツの再生をローカルPCで実施する「HDX MediaStream for Flash」、3次元CAD/CAMなどのレンダリングをGPUで高速化する「HDX 3D」、データやグラフィックスをキャッシュする「HDX IntelliCache」などを用意する。

 課金体系も変更した。これまでの同時接続数に応じた課金を主体とする体系から、ユーザー/デバイス数を主体とする課金体系に切り替える。1人のユーザーがデバイスやネットワークに応じて複数の仮想デスクトップ環境を使い分ける利用シーンなど製品の性格が変化したことに合わせた。

 ユーザー/デバイス当たりの価格は、仮想マシンおよびブレード・サーバーによる画面転送型を利用可能な「VDI Edition」が1万3700円、それにローカル仮想マシンの配信やHDX 3Dなどを追加した「Enterprise Edition」が3万2200円、HDX IntelliCacheやSLA監視機能などを備えるフル機能版の「Platinum Edition」が5万100円。なお利用率によってはライセンス負担が上昇するユーザーが想定されるため、エントリー製品の「VDI Edition」に限り2009年12月から同時接続数ライセンスの提供を始める予定。
詳細は・・・・
http://itpro.nikkeibp.co.jp/db/article/10004318/

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