2008年3月24日月曜日

クライアント上の処理の集約(シンクライアント)

次期システムで「利用を検討中」の比率のトップは,現行システムについての回答でもトップの「クライアント上の処理の集約(シンクライアント)」(現行21.7%,刷新後20.0%)。「連結会計、管理会計」が12.9ポイント増(現行3.8%,刷新後16.7%),「経営戦略支援(BI/DWH、社内ポータルなど)」が10.9ポイント増(同5.8%,16.7%),「内部システム間接続」が10.1ポイント増(同4.9%, 15.0%)。回答数の増加では「情報流通・共有」が28票増,「内部システム間接続」が18票増,「Webサイト」が15票増の順である。

 刷新後の次期システムで,SaaSを「全面的に利用」とした回答の比率は16分野の平均が2.6%,「一部に利用」は5.1%と,3月21日付け記事で紹介した「アウトソーシング」の3分の1程度。ただし刷新後の次期システムでSaaSの「利用を検討中」の比率は「アウトソーシング」と同率の12.2%だった。ベンダー/インテグレーターとしては「内部システム間接続・統合」や「連結会計」分野をSaaSビジネスの狙い目として,2008年の新規事業戦略に盛り込む価値はあるかもしれない。
詳細は・・・・・
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20080319/296554/

株式会社テレジャパン
http://www.telejapan.com/

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