2007年5月16日水曜日

シンクラ@PTOP

OKINET、シンクライアントASPサービス「シンクラ@PTOP」を提供
沖電気ネットワークインテグレーション、安全で導入が容易な
シンクライアントASPサービス「シンクラ@PTOP」を販売開始


 OKIの関連子会社の沖電気ネットワークインテグレーション株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:原説秀、以下OKINET)は、日本版SOX法(注1)などで需要の高まるシンクライアント分野の市場拡大を目指し、日本ヒューレット・パッカード株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:小田晋吾、以下日本HP)のクライアント統合ソリューション「HP CCI(Consolidated Client Infrastructure)(注2)」を活用したシンクライアントASPサービス「シンクラ@PTOP(注3)」を、本日より販売開始します。

 日本版SOX法の施行に向けて、利用者が最も多い端末環境における情報漏洩対策が最重要視されています。その中で、端末内のハードディスク上に顧客情報などを含めたデータを持たないようにするシンクライアントシステムが、市場で大きく注目されています。シンクライアントシステムは、端末からの情報漏洩の危険性を抑制することに大きな効果が期待できると共に、運用経費を大幅に削減できるメリットがあります。しかしながら、これまでのシンクライアントシステムは、その一方で、初期の設備投資の初期費用が高いことが導入の障壁となっていました。また、一般的には、利用端末数の一時的な増加によりシステムの処理能力が低下する問題を抱えていました。

 OKINETでは、これらの課題を解決したシンクライアントASPサービス「シンクラ@PTOP」の販売を開始します。本サービスは、OKINETがお客様への提供形態を月額のASPサービスとして行うため、お客様の初期投資を大幅に抑え、容易に導入することが可能となります。また、ハードウェアとして採用した日本HPの「HP CCI」は、端末1台に対して、ひとつのハードウェアを専用で割り付けることで、お客様の業務開始直後などにより、急激に負荷がかかる時間帯であっても、数台から数百台規模まで安定した処理ができる特徴も持っています。

 OKINETは、本サービスの提供および導入のためのコンサルティングから最適なネットワーク設計、構築、運用保守まで、ワンストップで行います。日本HPは、シンクライアントのハードウェアについてサポートを行います。

 OKINETは音声・映像・データの3つのコンポーネントを有機的に融合する「トリプルプレー」を提唱し、金融業および官公庁などのお客様向けに、セキュリティサービスを含めた数多くのシステムおよびサービスを提供してきました。OKIグループのシステム構築・運用を通じて培った豊富なノウハウをベースに今後も業界・業種の事情に応じた新サービスを拡大し、アプリケーション連携をさらに強化していくことで、法人のお客様のIT化を支援していきます。


 本発表に対して、日本ヒューレット・パッカード株式会社殿より賛同のメッセージをいただいております。

 日本HPは「シンクラ@PTOP」の発表を歓迎いたします。従来より沖電気ネットワークインテグレーション様と日本HPはシンクライアント分野で様々な協業を進めてまいりました。今回発表のHP CCIの運用をアウトソーシングしたシンクライアントASPサービス「シンクラ@PTOP」により、お客様は安定した情報セキュリティ対策を、より容易に導入できるようになると期待しております。

 日本ヒューレット・パッカード株式会社 
 パーソナルシステムズ事業統括 
 執行役員 マーケティング統括本部長 
 松本 光吉


【販売計画】
・標準価格:端末1台当たり月額16,000円(税込)〜(導入端末台数などにより変動)
・提供開始時期:2007年8月1日 
・販売目標:今後3年間で30,000端末

株式会社ROMクライアント 
http://www.rom-client.com

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