2010年1月16日土曜日

仮想シンクライアント環境に新プロトコル、RDP以外の選択肢

仮想シンクライアント環境に新プロトコル、RDP以外の選択肢が増える
エルザジャパンの節川茂久取締役は「PCoIPを使えば、RDPではできなかった仮想シンクライアント環境を構築できます」と述べる。2009年末からリモート環境用のデータ転送にRDP以外のプロトコルを採用する製品が続々登場している。エルザジャパンの節川取締役が述べる「PCoIP」もそのプロトコルの一つだ。

 PCoIPは、カナダのテラデシ社が開発したリモート環境用のデータ転送プロトコル。低帯域でも画面の粗さが目立たせないのが特徴で、クライアント側の見た目の良さを"売り"としている。米ヴイエムウェア社が2009年11月に発表した、仮想シンクライアントを構築できる「VMware View 4」で採用されたことから、急速にPCoIPを利用できる環境が整いつつある。

 元々PCoIPは、専用のハードウエアを使い、3次元グラフィックスワークステーションや医療分野で画像をリモート処理するために開発された。ヴイエムウェア社はテラデシ社と協力して、PCoIPの処理をソフトウエアで処理できるようにした。それがVMware View 4である。

 エルザジャパンは、専用ハードウエアを使ったPCoIPの端末を販売している。VMware View 4の登場をきっかけに2009年12月、端末をVMware Viewのクライアントとして利用できるようにするファームウエアを公開。1台の端末で仮想シンクライアント環境と、3次元グラフィックスワークステーションへのリモート環境を切り替えて使えるようにした。

 RDPに代わるプロトコルとしてはPCoIPのほかに、米レッドハット社が2008年に買収した米クムラネット社開発の「SPICE」がある。レッドハット社は、2009年12月からSPICEをオープンソースとして公開した。SPICEを同社のサーバーOS「Red Hat Enterprise Linux」と組み合わせて仮想シンクライアント環境を構築する製品が2010年前半に発売される見込みである。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100114/343246/?ST=virtual

2010年1月1日金曜日

ワークプレイス-LCMサービス 富士通、オフィスのICT環境を包括的に支援する新サービス

富士通からクラウド側でほとんどすべてのITC関連のサービスを
提供するワークプレイスを発表し、1月4日からサービススタートする

ポイントは、
・月額5000円/台〜
・ディスクトップ
・プリンター
・ユニファイドメッセージ

など、ほとんどの企業で使うサービスを網羅している

キッティング・保守などの業態がかわりますね

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ワークプレイス-LCMサービス 富士通、オフィスのICT環境を包括的に支援する
新サービス

新サービスは、同社がデータセンター基盤を活用してICT環境のライフサイクル
に応じたさまざまな情報システム関連業務を受託することにより、ユーザー企業
が少ないコストで柔軟性の高いシステムを利用できるようにするのが狙い。月額
料金で利用できるのが特徴で、例えば仮想デスクトップサービスでは、仮想
PC1000台利用の場合でPC1台当たり月額5000円となる。
詳細は・・・・
http://fenics.fujitsu.com/outsourcingservice/lcm/workplacelcm/

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