2007年11月13日火曜日

Microsoft,Windows XP搭載中古PC販売を支援するMARプログラムを開始

Microsoft,Windows XP搭載中古PC販売を支援するMARプログラムを開始
米Microsoftは,中古パソコンに「Windows XP」をインストールして販売するた
めのボリューム・ラインセンスを商業再利用業者に与える「Microsoft
Authorized Refurbisher(MAR)」プログラムを開始した。当初は北米で展開す
るが,いずれ世界に拡大する計画である。

 Microsoftは以前より,学校,チャリティ,非営利団体向けの中古パソコンに同社製品を再インストールすることを許可する「Community Microsoft Authorized Refurbisher(MAR)」プログラムを実施しているが,今回それを商業用中古パソコンにも拡大する。

 同社Genuine Windows Product Marketing部門上級製品マネージャのHani Shakeel氏によれば,同社と米Gartnerが2004年に共同で調査を実施したところ,パソコンの買い換えなどにより使わなくなった古いパソコンは1億5000万台で,そのうち約2000万台がデータの消去とソフトウエアの再インストール(リファーブリッシュ)を行った上で再販されていた。 Microsoftは現在その数が2800万台近いと推測しており,これは世界パソコン市場全体の10%以上に相当する。

 MARプログラムでは,こうしたリファーブリッシュを行う再利用業者やOEMが純正の「Windows XP Home」あるいは「Windows XP Professional」を大量にインストールできるようにする。当初は,英語版,フランス語版,スペイン語版を対象にする。

 MicrosoftはCommunity MARおよびMARプログラムが「環境への配慮にもなる」としているが,中古パソコンへのLinux導入を抑制することも目的のひとつだとする見方もある
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071112/286925/
株式会社テレジャパン 

2007年11月12日月曜日

NTTコムがASP向けのSDPを開発

NGNの網機能を活用したSaaSサービスや業務連携が身近に
NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は,NGNの網機能を活用したサービス提供基盤となるSDP (service delivery platform)を開発した。このSDPが提供するAPI(application programming interface)を使えば,ASP事業者や一般企業がNGNの網機能を活用したサービスやシステムを手軽に組めるようになる。

 NTTコムはSDPを,沖電気工業(OKI)が開発したSIP搭載J2EEアプリケーション・サーバーと日本ヒューレット・パッカード(HP)製の音声/メディア処理プラットフォームなどをベースに開発した。

 このSDPは,網側に対する各種の処理を指示する機能群「イネーブラー群」と,イネーブラー群の各機能を組み合わせて特定のアプリケーション基盤を実現する「EAP(enterprise application platform)」で構成する(図1)。イネーブラー群としてはNGNのSIPサーバーの制御を行うSIP-AS(SIPアプリケーション・サーバー)や帯域確保などが,EAPには第三者の呼制御を行う「3PCC」(third party call control)や複数のユーザーとビデオ会議を行う「マルチメディア・カンファレンス」などがある。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071029/285673/

株式会社 テレジャパン 
http://telejapan.com/

2007年11月11日日曜日

NTTからNGN本サービスの概要

NTTからNGN本サービスの概要が発表されました(NGNのサービス展開等について)。この概要によると、2010年末くらいまでにNGNを現行のBフレッツのサービスエリアまで拡大する予定のようです。また、NGNのネットワークサービスもトライアルなどの内容からほぼ予想通りのものが出てきました。ほぼというのは、実は、ひとつだけどう実現するのかが気になったのがあったからです。それは、「コンテンツ配信向けQoSユニキャスト(帯域確保)」です。

NGNの資料やIETFのRFCなどから推測すると、NGNでは、SIP (Session Initiation Protocol)を用いてシグナリングする際、SDP (Session Description Protocol)に要求する帯域をkbps単位で記述(b=AS:123など)して帯域を要求しているように思われます。しかし、コンテンツ配信などで使用されるプロトコルは通常SIPではなく、RTSP (Real Time Streaming Protocol, 現在2.0策定中)です。RTSPでもSDPを使用するので、SDPに帯域を記述してRTSPサーバへリクエストを送ると、帯域を確保できると良いのですが、SIPのように間にプロキシあるいはB2B UAが入らないと、帯域確保できないような気がします。

ひとつ考えられるやり方としては、MSRP (Message Session Relay Protocol)のように、SIPで、使用するオーディオ、ビデオ、RTSPのための帯域を確保して、そのセッション内でRTSPでコントロールというのがあります。ただ、これは、標準化された方法ではないのと、SIPとRTSPでSDPに記述する情報がダブってしまうためあまり良くないような気がします。やっぱり、RTSPもプロキシあるいはB2B UAを利用する方法を取るか、SIPでシグナリングを行った後、PLAYやSTOPなどの制御ができる新たなプロトコルを作るのが良いのでしょうね。いったいNTTは、「コンテンツ配信向けQoSユニキャスト(帯域確保)」をどのようなプロトコルで提供するのでしょうね?

と、ここまで書いてからふと思ったのですが、実は(帯域確保)って、必要なときに動的に確保するのではなく、2点間で予め確保しておくという意味かもしれないです。マルチキャストの場合には、予めIP再送信で使用する分を確保しているみたいですから・・・

http://japan.cnet.com/blog/cafe_noir/2007/11/10/entry_25001456/

株式会社 ROMクライアント
http://rom-client.com

2007年11月6日火曜日

HOYA シンクライアント ASP サービス 1ユーザーあたり月額6,980円

下記のサービスはターミナルサービスを使った
画面転送型
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HOYA サービスは5日、ネットワーク環境さえあれば、
サーバー設備や運用担当者なしで利用可能なシンクライアント
ASP サービスを提供開始した。利用料金は1ユーザーあたり月額6,980円。
クライアント端末は既存の Windows PC を利用可能。
シンクライアント端末のレンタルも可能だ。
従来、シンクライアント導入には、サーバー設備の導入が不可欠で、
初期コストや運用担当者のスキル不足などが導入のハードルに
なっていたという。
今回の「HOYA シンクライアント ASP サービス」は、

(1)HOYA サービスのデータセンターに設置したサーバーを共用、
(2)専用のサーバーをユーザー企業のオフィスに設置して利用、
(3)専用のサーバーを HOYA サービスのデータセンターに設置

  の3パターンで提供される。
標準サービスには、Windows Server 2003ターミナルサービス
(Windows XP 相当)、Internet Explorer、Firefox、
Microsoft Office 2007が含まれる。
そのほか、独自開発や専門性の高いアプリにも、
オプションで対応する。

http://japan.internet.com/webtech/20071106/20.html

株式会社 ROMクライアント
http://rom-client.com